私はミスターストイックと呼ばれていた時期がありました。

第三者からみたらストイックに見えたのでしょうが、本人としては迷妄していただけです。

何者かになりたかったけど自分のために何もしなかった

20代の頃の私は、「自分はこんなものじゃない」「自分はもっとできる」「何者かになる」といつも思っていました。

でも目先のノルマを達成することだけに縛られて、自分と真剣に向かい合うことをしていませんでした。

だから自分がどうしたいのかも分からず、目の前の仕事に忙殺されるだけで、日々悶々としていました。

 

興味がない仕事なのに成果を出し続けなければならないから、やりたくないことを一生懸命やる。

でもやりたくないことだからモチベーションを維持できない。

自分はこんなものじゃないと、激しい怒りでモチベーションを上げるけど、結局やりきれない。

そんな自分をさらに嫌いになっていきました。

 

いつの頃からか、「自分のことが嫌い」「人生がつまらない」が口癖になっていました。

今までの人生で最も自分に対しての肯定感が薄かった時期です。

無理をしていただけの日々

「成長しなければならない」「達成しなければならない」「自分はこんなもんじゃない」という人は、やる気がない自分、やりきれない自分を責めて無理をします。

こういう自責型の人は、ある日突然、糸が切れたりします。

そして、その時になって、「成長しなければならない」「達成しなければならない」「自分はこんなもんじゃない」なんて本当は思っていないということに気づきます。

ありのままの自分と向かい合うと、かっこ悪い自分が見えてしまう。

私はその姿から目を背けるために、「何とかしなくては」と無理をしていただけなのです。

成功体験本、自己啓発本に書かれている成功者の名言を信仰して、自分を見ようとしていませんでした。

何千冊読んだのか分からないくらい読んだのですが、結局うまくいきませんでした。

真剣に自分と向かい合う

では、どうすればいいのかというと、「真剣に自分と向かい合う」しかないです。

・どうありたいのか

・どういう人生にしたいのか

・本当に大切なものは何か

・何が好きで、何が嫌いで

・何が得意で、何が不得意で

・何がやりたくて、何がやりたくなくて

・何が譲れないもので

・何を幸せと感じるか

徹底的に自分と向かい合います。

その時に、自分の中にある気持ちや想いが、自分でも認めたくないカッコ悪いものだったとしても、心の底で自分がそう感じるのなら、それを否定するのはやめましょう。

自分の気持ちに正直になれれば、自分がやることは自然に絞られてきます。

自分を追い込んでしまうタイプの人は、糸が切れてしまう前に、自分と真剣に向かい合ってみてはいかがでしょうか。

きっと視界が変わりますよ。