人は変われと言われても変われません。
ましてや頭ごなしに変われと言われたら反発するだけでしょう。
「変われ」という人
昔の上司に「お前はダメだ。変われ。」と言われたことがあります。
「変われ」とは何に変わるのでしょうか。
「変われと言う側」は、イメージしている姿があって「あるべき姿に変われ」と言っているのでしょうが、「変われと言われた側」はその姿がわかりません。
それでは、
何に変わらなければいけないのか?
なんで変わらなければいけないのか?
どうやって変わらなければいけないのか?
いつまでに変わらなければいけないのか?
これをわかりやすく説明されたらどうでしょうか。
それでも変わらないでしょう。
それは、他人に決められた「あるべき姿」だからです。
「自分を変える」とは、他人の期待する姿になるのではなく、自分のありたい姿になるということです。
そのためには、自分のありたい姿をとことん明確にし、そこに向かって最大限の努力をする必要があります。
自分を変える「きっかけ」になる問い
「自分を変える」ために自分と向かい合うことは本当に大切なことなのですが、20代の頃の私は気づきませんでした。
そして誰かに「自分と向き合え」と言われても理解できなかったでしょう。
結局は、自分で感じて、気づいて、動き出すしか方法はありません。
そこで、自分を変える「きっかけ」になればと思い、少々厳しい内容ですが、いくつかの質問を用意しました。
1 寿命が50歳ならば、どういう生き方をしますか?
2 経験しないで、分かったつもりになっている人は好きですか?
3 毎日をただ過ごしているだけと感じていませんか?
4 自分の意志で生きていますか?生かされていますか?
5 今日したことで覚えていることは何ですか?
6 自分の感覚に素直に生きていますか?
7 夢中になれる仕事と何も感じない仕事、どちらを選びますか?
8 理想の姿になれる可能性があれば、挑戦を10年間続けられますか?
9 失敗から学んだことを思い出せますか?
10 失敗から学んだのに、なぜ今失敗を恐れるのですか?
11 今までの人生で最もつらかったことは何ですか?
12 本当に大切にしたいものは何ですか?
13 今決意していることは、自分のためですか?誰かのためですか?
14 明日死ぬとしたら何を後悔しますか?
15 今やらないならば、いつやりますか?
ルーティンをつくる
何かを感じた方、何かに気づいた方は、次は行動に移しましょう。
まずは、何でもいいのでルーティンをつくりましょう。
お勧めは、
・早起き(6時くらいを目安)
・早寝(23時くらいを目安)
・毎朝行動リストを見る
・自炊
・筋トレ
・ストレッチ
・家計簿
・食事のカロリー計算(タンパク質、糖質、脂質のマクロ栄養素を計算)
などです。
何かをやり続けることで、「やればできる」という自分に対する自信が生まれます。
「やればできる」という自信を持つと、自分を認めることができるので、自分と向かい合いやすくなります。
自分と向かい合うというのは、自分の素直な気持ちを知るということです。
素直な気持ちを大切にすると、きっと視界が変わりますよ。
自分を変えたいと思っている方は、まずはここから始めましょう。