法人の税金といえば、法人税です。

しかし法人税と一言でいっても、支払う税金は法人税だけではありません。

税金の種類

法人税

法人税は会社の「儲け」に対して、かかる税金です。

儲けがない場合、つまり赤字の場合は、法人税はかかりません。

地方法人税

地方法人税は「法人税」に対して、かかる税金です。

法人税がない場合、つまり赤字の場合は、地方法人税はかかりません。

もともとは法人住民税として地方自治体が回収していた税金でした。

これを、一旦税務署(国)が回収して、国から地方自治体に、税金を渡すことになりました。

なんで、こんな面倒くさいことをするのかというと、全国の地方自治体の不公平をなくすためです。

会社の数が多い地域と少ない地域では、当然、納税額の偏りがあります。

その偏りを解消するためにできた税金です。

住民税

住民税は、2種類あります。

・法人税に対してかかるもの(所得割)

・会社が存在しているだけでかかるもの(均等割)

2つあわせて住民税です。

法人税に対してかかるもの(所得割)は、

法人税がない場合、つまり赤字の場合は、住民税はかかりません。

会社が存在しているだけでかかるもの(均等割)は、

会社が赤字であっても、住民税がかかります。

事業税

事業税は会社の「儲け」に対して、かかる税金です。

儲けがない場合、つまり赤字の場合は、事業税はかかりません。

資本金が1億円を超える大法人は、外形標準課税というものが別途発生します。

地方法人特別税

地方法人特別税は「事業税」に対して、かかる税金です。

事業税がない場合、つまり赤字の場合は、地方法人特別税はかかりません。

 

この5つの税金を総称して、「法人税等」といいます。

大きな枠でみたら、法人税、住民税、事業税の3つの枠です。

税金の支払い期日

法人税、地方法人税、法人住民税、法人事業税、地方法人特別税は、決算月から2ヶ月以内に申告と納税をします。

3月決算の場合、5月31日が期限です。

それと、前事業年度の法人税が20万円を超えていたら、当事業年度は途中で税金を前払いすることになります。

3月決算で、前事業年度の法人税が30万円だったら、当事業年度は半分の15万円を、11月30日までに税務署に支払います。

消費税がある場合は、法人税等と同じく決算月から2ヶ月以内に申告と納税をします。

税金の支払い方法

税金の支払い方法は、上記が代表的なものです。(他にもあります)

私のお勧めは、

法人ならば、国税をダイレクト納付、地方税をネットバンクです。

しかし、地方税はネットバンクに対応していない自治体が多いので、金融機関に納付書を持参して現金で支払う方が多いのが現状です。

いずれにしても、国税はダイレクト納付をお勧めします。

個人事業主ならば、振替納税をお勧めします。