・「これさえあれば大丈夫」

・「これだけで他はいらない」

・「この会社は優良企業」

・「やりたいことを見つければ大丈夫」

・「大好きなことを仕事にすれば大丈夫」

みたいな言葉って不思議な力がありますよね。

保証をもとめても…

未来が約束されていることなんてあるはずがないのに、あるはずがないということを分かっているのに、魅力的なフレーズに見える。

これは、保証を求めているからです。

ましてや、悩んでいるとき、迷っているときのように、不安な気持ちが強ければ強いほど「これさえあれば」という保証を求めたくなります。

 

不安なときに保証を求める。

当然のことだと思います。

人間はそんなに強くありません。

少なくとも私はそんなに強くないです。

 

でもそんなときにほんの少しだけ考えてほしいことがあります。

その保証は誰がしてくれるのでしょう。

どうやってしてくれるのでしょう。

いつしてくれるのでしょう。

結局、誰も保証なんてしてくれません。

会社は保証してくれない

会社員として働いていれば安定して給料がもらえる。

これも会社にお金がなくなったら保証されません。

会社が儲かっていなければ保証されないのです。

会社が何十年も儲かり続けるというのを誰が保証してくれるのでしょうか。

 

会社が倒産するというのは、他人事のように感じているかもしれません。

多くの会社員はそうだと思います。

でも会社はお金がなくなればおしまいなのです。

あっという間に倒産します。

税理士という職業柄、リアルな倒産を何社も目の当たりにしてきました。

従業員からしたら青天の霹靂ですが、そのとき誰も保証はしてくれません。

保証は自分でつくりだす

やりたい仕事を見つけたら、

・何の不安もなくなる

・幸せに向かって一直線

みたいに考えている方が多いように思えます。

そしてこういうセミナーや書籍はとても多いのです。

 

そんなはずありません。

やりたい仕事を見つけたら、まず最初に思うことは、

・本当にやりたいのか

・この仕事どうやってやるんだ

・ちゃんと稼げるのか

というのが実際のところです。

 

やりたいことを見つけても、すぐに人生が充実する訳ではありません。

毎日不安と戦いながらあきらめないで前に進み、少しづつ実力をつけて少しづつ不安が薄れていく。

例外なく最初は不安で迷います。

そして不安を完全になくすことはできません。

次のステージになったらまた別の不安が生まれます。

やりたい仕事を見つけても誰も保証してくれません。

 

誰も何も保証してくれなかったら、どんな人生を歩みますか。

どんな仕事をしますか。

保証は、誰かにしてもらうのではなく、自分で自分のためにするものです。

自分の心で感じて自分の頭で考えて自分の体を動かして少しづつ保証は生まれます。