自分を幸せにする仕事を見つける方法はたくさんあると思うのですが、そこに正解、不正解はありません。
でも共通していることはあります。
それは「自分と真剣に向かい合うこと」です。
よく聞く言葉ですし、言葉にするのは簡単なのですが、これを実践するのはとても難しいのです。
それでも現状をなんとか打破したい人の「きっかけ」として、自分を幸せにする仕事を見つけるひとつの方法を紹介します。
どうありたいのかを決める
ポイントは、どうありたいのかを「ざっくり」決めることです。
私の場合は、
「自分の力で、自分のために生きていく」
「自分の人生を他人にゆだねない」
「誰かに強制されたくない」
これが譲れない部分です。
つまり会社員では、自分のありたい姿にはなれなかったということです。
そして、どういう家に住みたいのか、どういう生活をしたいのか、どういう休日にしたいのか、どういう人生にしたいのか、などを考えました。
ありたい姿をぼんやりとでも考え、これをノートに記録していきます。
私は独立を目指したときから現在まで、夢や目標の調整をしながら進んでいます。
でも、大切にしているものは変わりません。
感じてみる
自分を幸せにする仕事を見つけるためのキーワードは
「心で感じること」
「体で体験すること」
です。
このキーワードだけ見ると当たり前のように見えるのですが、悩んでいる人は「頭で考えること」だけをしてしまいます。
頭で考えても答えは絶対にでません。
やりたいことが分からない
↓
なにができるか分からない
↓
好きなことが分からない
↓
やりたいことが分からない
の無限ループに陥ります。
仮に、苦しんで答えを出しても、他人の価値観を気にした「やるべきこと」を選んでしまうことが多いです。
「やるべきこと」を選んでしまうのが悪いということではありません。
「やるべきこと」をやるなかで、これは好き、これは嫌いと見えてくるものもたくさんあります。
でも「自分を幸せにする仕事」を探すには遠回りです。
頭で考えても答えがでないのは当然のことで、「好き」という気持ちは心で感じるものです。
頭で考えることではありません。
では、どうすれば心で感じることができるかというと、一旦、お金のことを考えるのをやめましょう。
考えるのをやめるだけです。
リスクはありません。
そして、気持ちをフラットな状態にして何が好きなのかを感じてみてください。
少しでも好きかもと思う気持ちが「心で感じること」です。
でも人の脳は、過去の経験や情報からすぐに「できない」「無理だ」という信号を送って、この好きという気持ちが消されます。
だから少しでも好きかもと思ったらどんなに小さなことでも、ノートに書き出していきましょう。
こんなにも情報が溢れ、多様化している社会で、自分が少しでも好きかもと思えたことはとても大切なことです。
やってみる
そして「体で体験すること」をします。
自分を幸せにする仕事をして成功している人は、ひとつのことに特化しているように見えて実はいろいろなことを少しづつ試しています。
ほんの少し好きかもと感じたらほんの少し行動する。
少し好きかもと感じたら少し行動する。
結構好きかもと感じたら結構行動する。
好きのレベルにあわせて、まずは行動してみる。
本当に好きかどうかなんてやってみないと分かりません。
これを習慣にすると、ある時「好きなこと」に出会います。
行動するというのは大げさなものではなくて、
・1日30分好きかもと思ったことをする
・体験セミナーにいく
・その道で成功している人に会いに行って話を聞く
などです。
ほんの少しでもいいので、自分の意志で動いて、体験することがすごく大切なことなのです。
好きなことを感じれないという人は、どんなに些細なことでもいいので、1日1個新しいことをして、毎日記録していきましょう。
思いもよらない発見がありますよ。
私はこれを続けています。
「心で感じること」と「体で体験すること」で好きなことは認識できるようになります。
注意点として、目先のことを考えすぎないということです。
できない理由はあっという間に脳を埋めつくします。
そして自分の気持ちがブレます。
ここまできたら次のステップは「ありたい姿」と「自分の好きなこと、興味のあること」を組み合わせていきます。
自分が本当はチャレンジしたいことが、だいぶクリアになりますよ。