メンがヘラりかけたときに、いかにバランスを崩さずに、通常の状態でいれるか。
バランスを崩しても、いかに早くバランスを取り直せるか。
このメンタルバランスは、ひとりで仕事をするにあたり、特に注意しているところです。
パターン化しておく
仕事に感情を持ち込まないで、マシーンのようにこなしていた時期もありましたが、実に面白くないのでやめました。
好き嫌いの感情を大切にして仕事をしています。
とはいえ、感情の起伏が激しすぎると仕事になりません。
感情を大切にしつつも、フラットな気持ちで仕事をする。
これが目指している姿のひとつです。
嫌なことが全く起きないことはあり得ないので、嫌なことが起きたときに極力ブレないように、どう向かいあうかパターンを決めています。
嫌なことが発生
↓
まずびっくりする、そしてなんとも言えない気分になる
↓
リセットする
↓
原因をしっかり見る
↓
何かに気づく
↓
すっきりする
大体この流れに当てはめるようにしています。
いい気分になってから考える
リセットする
原因としっかり向かい合う前に、「リセット」することで、自分をいい気分にします。
下記のいずれか(複数の場合あり)のアクションをした後に、いろいろ考えるようにします。
なので、嫌なことがあってもすぐに考えないで、数時間寝かせることになります。
・ジムに行く
・整体に行く
・マッサージに行く
・浴槽につかる
・全身ストレッチをする
などです。
嫌なことがあっても、自分をいい状態にする術を知っていると、バランスが崩れにくくなります。
原因をしっかり見る
何が嫌だったのかを徹底的に掘り下げます。
嫌なことは考えない、すぐに忘れる、というのは私には適した方法ではありません。
以前、「雲のようにフワフワと受け流すのが、できるビジネスマンなんだ!」とチャレンジしたことがありますが、余計にストレスが溜まりました。
「嫌ポイント」をはっきりさせておかないと、なんで嫌なのか、なにが嫌なのかが曖昧になり、「なんか嫌い」、「なんとなく嫌だ」となります。
これでは何も変わりません
何かに気づく
そして「何かに気づく」ことができれば、気持ちの整理がつき、すっきりします。
どうすれば嫌ことが発生しなかったのか、
それは自分の行動次第でどうにかできたことなのかを考えます。
自分の行動次第でなんとかできたことならば、次回からその行動をとってみる。
大抵のことはこれで納得しています。
一方で、自分の行動次第でなんとかできないことならば、自分の問題ではないので、これ以上考えるのはやめる。
ここで嫌なことを忘れます。
「好きなこと」と同じくらい「嫌いなこと」も大切にする
私が、嫌なこと対策をしっかり練っているのは、2つ理由があります。
ひとつは、メンタルバランスを崩さないようにするため。
もうひとつは、嫌なことは成長するきっかけになるからです。
・図星のことを言われて悔しい
・サービスに満足してもらえない
・ショックなことを言われる
などの、きっかけがなければ、自分の改善点には気づきにくいものです。
一生懸命やっているけど、相手に伝わらない。
これでは意味がありませんが、ひとりで仕事をしていると意外と気付きにくいこともあります。
そんなときに、「きっかけ」があれば、気付くことができます。
「好きなこと」と同じくらい「嫌いなこと」も大切にすると、新たな発見があります。
ただ、そうは言っても、嫌なことは嫌だし、イラっとくることもあります。
そうなったときに「自分を気分よくする術」を何パターンか持っておくと楽ですよ。