やる気があるとかないとか、出るとか出ないとか、そもそもやる気って何だろう。
そんなものは存在しない
そもそもやる気なんてものは存在しません。
存在しないものをやらない理由にするのは、「やる気がないからやらない」で済むくらい恵まれた環境にいるのだと思います。
本当に切羽詰まった状況ならば、やる気という言葉はでてきません。
やるしかないから
そういう自分も、言い訳ばかりしていた時期があります。
よくやる気のせいにしていました。
このままではいけないと、モチベーションを上げる方法、自己暗示などを取り入れ、やる気満々の状態を作ろうとしましたが、うまくいきませんでした。
モチベーションコントロールや自己暗示は大切なことだけど、一過性のものだと思っています。
起爆剤にするには、もってこいですが、継続力・維持力はありません。
一番簡単で確実なのは、とにかく身体を動かすこと
仕事でも家事でも、まずは動きましょう。
確実に言えることは、
やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気が出るということ。
以前、自己啓発で、空を見て両手を上に突き上げてガッツポーズをすると、やる気が出ると言っている方がいました。
こういうの苦手だなと思っていましたが、今なら分かる気がします。
脳科学や心理学の世界の学術的なことは書けないのですが、私の実体験では、身体を動かすことで、感情が後付けで発生しています。
不思議なことに、頭で考えるのではなく、身体を動かすほうが、感情に大きな影響を与えます。
ガッツポーズをとったり、笑顔になったり、楽しそうに振舞ったりすることで、感情もプラスに影響します。
まずは身体を動かす。
これが正攻法です。
「まずは動く」ができなければ、起爆剤を使う
よく使っていたのは、
・音楽を聴く
・思い出し怒り
音楽は、これを聞けば「戦闘モードに入る」という曲をストックしておく。
思い出し怒りは、過去の許せなかったことを思い出し、怒りのパワーで動く。
どちらも、一瞬の爆発力はあります。
私の場合は怒りのモードを、一瞬のエネルギー源とすることが多かったです。
褒められたらエネルギー源になる、見返りがあるならエネルギー源になるなど、人それぞれだと思います。
自分の起爆剤となるエネルギー源が何なのか、そしてそれを引き出すにはどうするのかを知っていると、行動するまでが楽です。
それと、一旦行動したら、身体を動かすのを止めないことです。
延々に動くということではなく、意図しない空白の時間をつくらないということです。
意図してつくる空白の時間はひとつの戦術ですが、意図しない空白の時間は必要以上に余計なことを考える時間になります。
つまり、1日のスケジュールを、前日までにはしっかりつくって、当日は完璧にこなすことに集中する。
これを愚直に実行すれば、やる気うんぬんの問題はなくなります。