会社を辞める理由が、「その会社に不満はないけど、さらにステップアップしたいから辞める」という人は、どれくらいいるのでしょうか。

辞めたい理由の連鎖

会社を辞めるのは、何かしらの理由で会社が嫌になったから辞めるという人が多いです。

その何かしらの理由は、大抵の場合、次のいずれかの組み合わせになります。

1 人間関係(上司や部下との関係悪化、パワハラ、セクハラなど)

2 勤務時間(残業、休日出勤、有給など)

3 給料(低賃金、残業代、休日出勤代が支払われないなど)

4 職種(営業、事務、開発など)

5 業界(広告、食品、IT関係など)

6 会社のモノ、サービス、取り組み(自社商品やその売り方、経営方針など)

組み合わせというところが、人を悩ませます。

 

会社を嫌だと思う時は、「もう限界だ」という項目がひとつ発生すると、今までは我慢できていたことも我慢できなくなってしまいます。

そうなると、いくつかの嫌なことが連鎖し始めます。

そして、会社を辞めたい本当の理由がなんだか分からなくなってきます。

辞めたい理由をはっきりさせる

大切なことは、
・「本当に嫌なポイントは何なのか」

・「自分が行動することによって改善できるのか、できないのか」

・「改善できる可能性はあるけど、そこまでやれるか、やれないか」

をはっきりさせるということです。

 

私の場合、人間関係であれば、改善できる可能性はあるけど、そこまでやれないです。

以前の私はうまく立ち回るように、無理に人にあわせようとしてしまったので、逆に毎日心が疲れていました。

今は人にあわせようとしないで、全力で逃げています。

もちろん人格否定や悪質なパワハラ、セクハラは問題外です。

 

勤務時間は、「なんとなくみんなが残業しているから自分も…」という状況だったので、自分が行動することによって改善は可能でした。

しかし上司に強制させられていているケースの場合難易度が上がります。

さらに上の上司に交渉することで改善される可能性はあるのですが、ものすごいエネルギーを必要とします。

人間関係の問題と同じように、本人がその会社で働くために、そこまでやれるのかがポイントになります。

給料についても同じです。

 

職種、業界、会社のモノ、サービス、取り組みが嫌になった人が、自分で出来ることは、「新たな発見をして、嫌ではなくなる」か「マシーンのように淡々とやる」かです。

でも「マシーンのように淡々とやる」というのは、長続きしないのですよね。

やはり嫌なことは、淡々とできなくなってしまいます。

 

自己啓発本に書かれているように「視点を変える」「取り組みを変える」というのがうまくいけば、新たな発見をして、仕事が嫌ではなくなる可能性もありますが、私には無理でした。

嫌のレベルが違いました。

何が嫌なのかを整理する

会社を辞めようとしている人は、今一度、整理してみてはいかがでしょうか。

1 もう限界だと思ったときは、嫌なポイントが連鎖しているので、「本当に嫌なポイントは何なのか」を見極める。

2 嫌なポイントが、「自分が行動することによって改善できて、やりきれる」のであれば、嫌なポイントを改善するためにやるべきことをやる。

3 嫌なポイントが、「自分が行動することによって改善できない」もしくは、「自分が行動することによって改善できるが、やりきれない」ならば我慢するか、転職するか、独立するかの選択肢を考える。